衝撃試験機は製品の輸送や保管中、使用中等で衝撃が印加された際の部品、機器への影響を評価する試験機です。
弊社が所有するModel SM-110-MP 衝撃試験機は、ニューマチック方式の採用により短いストロークで試料台を落下させ、高衝撃を発生させる事が出来るシステムです。衝撃波形は、付属のパッドセットやエラストマーセットによって可変が可能です。
発生させた加速度波形は、付属の加速度センサーとチャージアンプを介して衝撃計測・解析システム“テストパートナーTP-3”にて様々な解析(MIL/JIS/SRS)が可能です。また弊社の特長として防音室を完備していますので、他では取扱っていない高衝撃、高エネルギーな条件での試験が実施可能です。
製品概要
衝撃試験機 AVEX SM-110-MP

- マシンタイプ 標準仕様 空圧による強制落下方式
- 衝撃テーブル サイズ 41×41cm
- 最大加速度(無負荷時)
標準テーブル:3,000G(搭載重量によって異なります)
ショックアンプ使用時:30,000G(オプション) - 衝撃作用時間
標準仕様:0.2msec〜60msec (加速度値によって異なります)
ショックアンプ使用時:0.1 msec(オプション) - 最大搭載重量
標準テーブル仕様:90Kg
ショックアンプ使用時:2.2 Kg(オプション) - 最大速度変化(標準テーブル無負荷時):15 m/sec
- 対応可能パルス波形:正弦半波
- 外形寸法(W×D×H):本体寸法 82×82×160 cm
- 重量:約 1500 Kg
衝撃解析装置 TP-3

- 計測チャンネル数:最大4ch
- サンプリングレート:最大1MHz / ch※ 測定時間により異なります。
- デジタル分解能:16bit
- 画像データ:オリジナル波形や周波数解析グラフをクリップボードへコピー、ワープロや表計算ソフトへ簡単に貼り付け可能
- テキストデータ:オリジナル波形や周波数解析グラフをCSVテキストファイルで クリップボードへコピー、ワープロや表計算ソフトへ簡単に貼り付け可能
- 衝撃応答スペクトル解析(SRS):基準(公称)波形SRS、トレーランス表示
- 規格波形トレーランス:JIS/IEC/MIL等の規格試験用トレーランスバンド表示と解析